2018/10/05

頭が鳥の巣みたいになってる男:街へ



寝るにはまだ時間が早く、お腹も空いていたので、

とりあえず街に出てステーキハウスに行ってみた。






シドニーにやってきてはじめての飲食店。

とても新鮮な気がした。

マッシュポテトの上に手のひらサイズのしっかりとしたラム・ステーキ。

焼き加減も選べる。

これで5ドル。

一緒に2ドル程度の飲み物を必ず注文しなくてはならないんだけど、

それでもお得な気がした。

ヌードルたちも大人しく食べている。






中国系のカラオケ店を見つけたので、

食後のエキササイズのつもりで入ってみた。

入り口に池があってゴージャスな気がしたけど、

室内は日本のとほとんど一緒。

歌えそうな曲がなかなか見つからなくて、

『上を向いて歩こう』を歌った。

英語だとタイトルが『SUKIYAKI』で、笑った。






パブにも行った。

居酒屋とはちがって、料理がない。

ポテトチップスの袋がレジ横にぶら下がっていて、

つまみがほしい人はどうぞ、という感じだった。

奥にビリヤードやダーツもあって、

酔っ払った若いオージーが遊んでいた。

なんか映画のワンシーンにいるみたいだなと感じた。






ノースシドニーへと続くハーバーブリッジはなかなか見ものだった。

夜という時間のせいもあるだろう、酒のせいもあるだろう、

目の前のシドニーの景色を一瞬でも見逃すまいという気持ちになった。

寝ているヒマなんてない、一秒でも多くこの空間を楽しみたい。

いつからかそんなふうに感じられるようになっていた。






シドニーの港からの景色は、僕の故郷である横浜に似ている。

まるで横浜を裏返したような世界。

嘘の時空間。

僕自身も別人格を持った別人になったかのよう。

もう何年も笑ってないことに気づいた。

笑うのって気持ちがいい。

こうしていつまで笑っていられるだろうか?

僕は時間に流されるのがいやで、場面が変わってしまうのを避けたくて、

シドニーの夜景にたじろぎながらも、それを深く目に焼きつけた。



To be continued







【あとがき】

普通に観光しちゃいましたね。

ヌードルたちが景色になじんでるのが、ワタシ的にはウケるんですが。

もう本当に、これいったいなんの話?いつまで続くの?と思われている方も多いはず。

いや~予定ではまだ続きます。

すみませ~ん。描いてて楽しくてしかたないんですよ。



【最初から読む】

『頭が鳥の巣みたいになってる男:出発』









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