2018/04/11

節約貧乏人がジャンジャンお金を使っていたときの話


現在もやしや納豆をメインにした食事で十分満足していますが、「たまにはステーキみたいなもんが食いてぇな」と思うことがあります。

お肉のおいしさを知らないわけじゃないんです。

スーパーの精肉コーナーには用がないので素通りしますが(貧乏人あるあるですね)、ときどき立ち止まって様子を見ることがあります。

様子を見るとは、どんな人がどんな顔で高い肉を買っていくか観察するということです。

観察していると、とくに何でもない人が何でもない顔をして買っていきます。

そんなもんか~と思うと同時に、自分がその何でもない人たちに含まれていてもいいんじゃないかと思ったりします。

どうして私は貧乏なんだろう?

どうして何でもない顔をして高い肉を買うことができないんだろう?

普通の肉さえ買う気にならない・・・。

こんな状態がいったいいつまで続くんだろう?




私も人並みに稼いでいた時期があります。

フルタイムで働いて、安定して手取り22万くらい給料をもらっていた時期が。

バカらしい会議に出席してバカらしい意見を述べたり、ヘンなおまじないを唱えてブルブル震えながらプレゼンしたり、見栄っ張りな同僚と見栄っ張りなランチを食べに行ったり・・・。そして満員電車。

思い出しただけでゲロを吐きそうになります。

ただあのとき毎月給料日がうれしくてうれしくて、通帳の残高がみるみる増えていくことに快感を得ていました。

そしてどういうわけか、貯金がある程度の額に到達すると、「(お金)もっと使わなくちゃ!」と思うようになりました。

浪費家の友人と仕事上がりに待ち合わせて、バーやレストランに行って好きなものを好きなだけガンガン注文していました。




そのときは、モノの価値やありがたみが全然分かってませんでした。

食べ残し、飲み残しもよくやっていました。

また、仕事を毎日こなせる体、嫌なことがあっても切り抜けられる精神力があることに、それらを持続させることに、何の懸念も抱いていませんでした。

だから今思えば信じられないバカなことができたんだと思います。

観光というよりは、ただお金をジャンジャン使うことが目的で、シドニーのスターシティ(カジノ)に向かったことがあります。

「ちょっと行っちゃおうかな」という軽いフットワークで。

スターシティ内のホテルに宿泊しました。2、3日いるだけだったので、パジャマや着替えは現地で調達すればいいや、というノリでほとんど手ぶらの状態で行きました。

カジノはよくルールが分からず、周りを見ているとお金を吸い取られるだけな気がして、さすがにバカらしいと思って1ドルも使いませんでした。

その点びびりというか、まじめというか、ケチな性格がもろに出ました(女性の方はたいていそうなんじゃないかな)。

スターシティに来て、1ドルも賭けないなんて・・・。

『オーシャンズ11』を観て、カジノで賭けるより、カジノの金庫がどこにあるかということに注意が向いていました。

このカジノのセキュリティーはどれくらいのレベルなんだろう、警備員はどれくらいいるんだろう、監視カメラは・・・、従業員用の出入り口は・・・、と映画の登場人物になりきって考えたりするのが楽しかったです。




シドニー滞在中は朝からステーキを食べました。ステーキハウスが街のいたるところにあって、ファーストフード感覚で食べられました。

ビーチ沿いにあるフィッシュ&チップスの店や、新鮮なロブスターが出てくる店などでも食事をしました。

シドニー中心部から2時間くらいかけてワイナリーに行き、おいしいワインも飲みまくりました。

このシドニー滞在で一生分の贅沢をした気がします。

もう食べられない、もうおいしいものは入らない、もういっぱい、もう食べなくてもいいや・・・というかんじ。

ちなみに一番おいしかったのは、チャイナタウンで食べたクラゲ料理です。日本に帰ってからスーパーでクラゲを買って再現しようとしていますが、いまだに成功していません。

たぶん横浜の中華街に行けば、普通に提供されているのかなと思います。

しかし今はそんな余裕はない。

ああ、私のバブリー時代。シドニーの街並み。行動力。巨大化した胃袋。

もう一度シドニーに行くチャンスがあったら(たぶんもう二度とない気がしますが)、そのときはまず体力をつけ、胃袋のトレーニングもしてから向かおうと思います。

そして食べ残しや飲み残しをしないように、注文時は冷静に対処したいです。



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