2018/04/16

「ふざんけんじゃねぇよ!」な1日 ~初海外でトラブル続出!そんな偶然重なる?~


高校を卒業して、大学に入学するまでの春休み(18歳)のとき、はじめて海外へ行きました。

フロリダ州オーランドで語学学校に通いながらホームステイ、2週間。

高校3年の夏から近所のイタリアンレストランでウェイトレスをやって、25万貯めました。

そのお金を全部つぎ込んでフロリダへ向かいました。




途中ミネアポリスで国内線に乗り換えたのですが、そのとき手違いがあったみたいで、私の体は予定通りフロリダに到着したものの、預けたスーツケースはどこか別の空港へ運ばれてしまったようでした。

かなり焦りました。盗まれた可能性もゼロではなかったから。

荷物専用の受付カウンターに行って、「スーツケースが出てこない、見当たらない」と片言の英語で説明すると、大きめのポーチをくれました。

中には歯ブラシやシャンプーやミニタオルなどのいわゆるお泊まりセットが入っていました。

そんなもの渡されても・・・。

私の2週間分の着替えは?勉強道具は?ホームステイ先に渡す用のカステラは?

ワクワクしながら買いそろえて、スーツケースに詰め込んだときの私のピュアな想いは?

そのままうずくまりたい気分になりました。というのも飛行機に12時間以上乗っていて、へとへとになっていたからです。

機内ではすでに英語の世界がはじまっていて、ひどく緊張していたせいもあります。

受付の人の話では、スーツケースは見つかりしだい、滞在先に届けてくれるそうで、ひとまずその場を後にしました。

空港には語学学校から派遣されたお迎え係が到着ゲートで待っていて、私の名前をマジックで段ボールに書いた看板的なものを掲げていました。





お迎え係はメキシコ系の小柄なおっちゃんでした。

そのおっちゃんの運転する送迎用のバンに乗って、ホームステイ先へ向かいました。

ホームステイ先に着けば、ひとまず落ち着くだろうと思っていたのですが、そこで再びトラブルに。

ホームステイ先のホワイトさん宅到着後、チャイムを鳴らすと190㎝くらいの巨大な男が出てきました。

事前情報として、ホワイトさんちは母子家庭と聞いていたので、「誰?この男、ボーイフレンド的な?」と思いました。

自己紹介して中へ入ろうとすると、男が言いました。

「そんな話聞いてない。ホームステイなんて何も聞いてない」




その後ホワイトさん本人が出てきて、同じことを言いました。

「私そんなの知らないわ」

え?事前に「お世話になります」的な意味を込めて、手紙を送っていたのに。

お金もすでに支払い済みで、聞いてないじゃねぇだろ。

そのときお迎え係のメキシコのおっちゃんがまだ車にいたので(ホットドッグを食べていました)、事情を話すと、誰かに電話しました。

私は事情が分からないまま、語学学校が入っている大学の生徒相談窓口みたいなところに連れて行かれました。

相談窓口で、以前にもホワイトさん宅でトラブルがあったことを知らされました。

窓口のおばさんの指示により、私はその日その大学にある寮の一室に泊まることになりました。

ホームステイ先は新たに探すことになったのですが、窓口のおばさんは「すぐに見つかるから大丈夫、はっはっは」と笑っていました。

寮では同い年のスペインの子と相部屋になりました。名前はジュリエット。

同じ語学学校に翌日から通うことになっていました。

スーツケースが紛失中だとジュリエットに言うと、「じゃあこれパジャマにしなよ」とTシャツを貸してくれました。

でもジュリエットは私よりふたまわりくらい細身で、借りたTシャツを着てみるとパツンパツンで、く、苦しい・・・。

寮にいた女の子たちはみんな良心的で、バスタオルを貸してくれたり、ピザを注文してくれたり、国際電話のかけ方を教えてくれたり、全面的にサポートしてくれました。

ホームステイより寮のほうが楽しいかも、なんて思いはじめていたのですが、とんでもない。再びトラブルが起こりました。

火事です。ちょうど寝についたときで、警報器に叩き起こされました。




隣のベッドでは、ジュリエットが余裕をかまして寝ています。

よく分からないけど、とりあえず起きて、他の部屋の子たちの様子を見ようと思い、靴を履いていると、ジュリエットが起きました。

一緒に寮の外へ飛び出すと、日本の消防車の1.5倍か2倍くらいありそうな消防車が到着していました。

火事よりもその消防車のでかさにビックリしました。アメリカってホントになんでもでけぇな。

火事は男子寮の一室で、タバコの消し忘れでちょっとしたぼやが起きた程度でした。

その騒ぎの最中に、ジュリエットはナンパされていました。

「ボクが君のロミオになるよ」みたいなことを言われていました。

部屋に戻ると、さっきジュリエットをナンパしていた男の子の一団が外から大声で「ジュリエット!アイム・ロミオ!ヘ~イ!」と叫んできました。

ジュリエットは最初はうれしそうにしてたけど、うるさくて寝られないので、最後は窓から一団に向かって飲みかけのペットボトルをぶん投げていました。

気づけば深夜3時をまわっていました。

スーツケースの件やホームステイ先の件が不安で寝るに寝られない状況でしたが、こんなハプニングばかりで訳の分からない状況を楽しんでいる自分もいました。

明日はいったい何が起こるんだろう?

そんなふうに楽観視できるところは、若かったな~と今になって思います。

翌日語学学校へ行くと、スーツケースが届いていて、新しいホームステイ先も決まっていました。

その後はトラブルもなく、というより楽しいことばかりで、2週間の滞在を満喫することができました。







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